お婆さんお届け!

普段は駅前に用事がある時は自転車で行って用事だけ済ませてサクッと帰ってくることがほとんどですが、今日は天気も良いし風も穏やかだったので珍しく歩いて行って、駅前で用事を済ませて帰り道、普段は横断歩道を使う大きな交差点があるんですけど、今日は何故だかたまたま横断歩道で信号待ちをせずに歩道橋の階段を上がって歩いていた私。

すると、歩道橋の上で杖をついているお婆さんが前方から歩いて来るのが見えまして 「 あ、このお婆さん、私に話しかけてきそうな気がする・・・ 」 と思ったら私の直感は的中して 「 あのっ、すみません! 」 ちょっと必死な表情で声をかけられまして・・・お婆さん、迷子中でした。笑

お婆さんの説明によると、この町に引っ越して来たばかりでまだ道が分からなくて慣れてなくて、家の電話番号も覚えてないし、今の時間は家族も家にいないし、退屈なのでドラッグストアへ買い物に行って同じ道を帰れば大丈夫と思っていたけど迷ってしまったと。

想像するに、娘さんか息子さんご家族と一緒に暮らし始めたばかりなのかな、と。

唯一、住所の番地だけ覚えているとのことで、スマホで検索して地図を見せて確認してみましたが 「 たぶんそっちじゃないと思います、もっと住宅街なんです・・・ 」 とザックリとしたお返事が。

改めて 「 番地は〇〇ー〇なんですよね? 」 と聞いてみると 「 そう、〇丁目の〇〇ー〇。 」 ・・・〇丁目か~い!と内心思いつつ改めてもう一度検索してみて 「 〇〇(建物の名前)のお近くですか? 」 と聞くと 「 そうです!〇〇のすぐ近くです! 」 お婆さんの顔が一気にパァァ~ッと元気になりました。笑

方角としては、私の帰り道と同じ = 前方から歩いてきたお婆さんは逆方面に歩いていたわけで、杖をついて歩くのも少し大変そうなので、あまり遠くまで行ってしまわなくて良かったよぉ。

こうして私は散歩がてらお婆さんと一緒に歩いて、無事にお家までお届け完了。

家の前で 「 上がってお茶でも飲んで行って~!せめてお名前を~! 」 なんて言ってくれましたが、日も暮れそうな時間になっていたので、丁重にお断りして帰ってきました。

もしもあのお婆さんがあのまま迷子になって歩いていて日も暮れてきたら、かなり不安になっちゃっただろうな。

今日は私も気まぐれで歩いていて良かったななんて思えました。