私と両親の関係性

f:id:tochimo129:20180511184357j:plain今日は少々自分の事を書きます。

まず端的に言いますと、私の母は毒親です。

最近は毒親とかモラ母と言う言葉も一般的になってきて、そのことに関する書籍もたくさん出版されているし、テレビやドラマなんかでもやっていて、その言葉の意味とかその存在が広く知られるようになったけど、私が子供の頃はこんな言葉なんて無かったし、自分の母がそーゆーカテゴリーに属していることも知らなかったと言うか、分かりませんでした。

なので、自分の母がそのような存在なのだと自分でハッキリ認識できるまでは、「 どうして私の母はこんな人なんだろう? 」 と考えても考えても、考えても考えても、どうしても答えの分からない問題をずーっと考え続けていた感じでした。

そんな私が、その事にハッキリ気づいたのは結婚して家を出て数年も経った30代半ば近くなってからです。

NHKの朝の番組でモラ母について特集されているのを見て、それがまさに私の母であると言うことに気付いたと同時に、私と同じように苦しんできた娘が同じ世代には多いのだと言うことを知りました。

そしてその番組内で紹介されていた幾つかの書籍の中から 「 母を棄ててもいいですか 」 と言う本を早速購入して読んでみたところ、そこに書かれていたのは私と母が過ごして来た時間そのもので、本当に驚きました。

それまでずぅーーーっと理解できなかった母の言動の答えが、私が悪いからなのではなく、母は一種の病気なのだとやぁーーーっと答えが分かって、長年のモヤモヤがこの時スッと腑に落ちた感じが今でも忘れられません。

結婚すると決めて家を出る時は、もう二度と実家に行くことも親の顔を見ることも無いかもしれないと腹をくくって、母の呪縛を振り払うように出てきた感じでした。

そして実家を出て結婚してからは、私はともかく夫のことを攻撃されないために、父の日母の日や両親の誕生日のプレゼント、お中元お歳暮も贈り、顔出しは日帰りで新年の挨拶だけ年に1回、礼儀を欠くことのないよう続けて、あとはなるべく関わらないように電話もこちらからは極力せず距離をおくようにしていました。

これは、私にとって夫と私の暮らしを守るための、自己防衛ってヤツです。笑

それでも、上記のように母の言動の答えが30代になって分かるまでは、私は実家を出てからも母から怒鳴られる夢や私が両親に懸命に何かを訴えて分かってもらえなくて泣いている夢など毎晩のように悪夢を見て、時には本当に夢で泣いて目が覚める事もありました。

ほんと、毎晩でしたね。

悪夢の回数が減りだしたのは実家を出て5年くらい経って、やっとでした。

そんなこんなで実家を離れて10年以上経ったころのことです。

母が電話で私に対して初めて 「 あんたも体気を付けなさいよ。 」 なんて親みたいな事を言ってきまして、その時は私は 「 あ・・・う~ん・・・ 」 と呆けるほど驚きましたね。笑

距離を置いて、時間をかけて、やっと母が私の事を心配するような言葉をかけてくれるようになったのかな・・・なんてその時は思ったのですが、人生これまでの母の言動や経験から直感とでも言うんでしょうかね、素直に受け取っては怖いような感覚になりました。

なにせ、それまでここには書ききれないほど色んな事を言われされてきたのでね・・・ほんと、色々ね・・・

それ以降、私が実家を離れて年数が経てば経つほど、母は少しずつ母親らしいことを言ったりするようになってきたし、お正月に新年の挨拶に行っても緊迫感もだいぶ和らいできています。

それは、素直に喜んだ方がいいのかなと思うけど。

でも時々、私の直感は間違っていないかもなと思わされることもちょいちょいあるのも事実でして。

心の片隅に、ここで気を許したらその隙に踏み込まれるかもしれないから気を付けておかないと、って気持ちは消せないでいます。

そしてそんな警戒する気持ちを隠し持ちつつ、何となく親子っぽく過ごしている今は偽善かな・・・と後ろめたさはあるけれど、とりあえず、やっとこの歳になって親子らしさをなんとなく味わえているので、わざわざ自分からこの状況をぶっ壊すこともないなと、警戒しつつ親子っぽく過ごしています。

本当は素直に心から親に感謝したかったけど、それを上回る辛さが感謝したい気持ちを超えてしまうので、それはもう、私は私を許してあげることにしています。